新選組日誌
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新選組日誌
(新人物文庫, [290]-[291],
KADOKAWA, 2013.11
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シンセングミ ニッシ
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注記
新人物往来社 2003年刊の改稿
上: 文久三年 (1863.2.18-1864.2.7). 下: 慶応二年 (1866.2.15-1867.2.4)
参考文献: 下: p1016-1028
各巻ページ数: 上:1023p, 下:1035p
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784046000453
内容説明
新選組隊士の行動を記した、幕末期の文書・日記・手紙類は多数残されている。さらに明治期に語られた「聞き書き」や生存隊士の記録があり、大正・昭和期には取材にもとづいた伝記や評伝も多数刊行された。本書は、それらの史料・記録類に記された新選組に関連するすべての記述を、年月日順に並べ替えて編纂した新選組の「日譜・日誌」である。新選組隊士たちの日々の足取りから息遣いまで聞こえてくるほどリアルで詳細な記述にあふれている。新選組の記録と足跡をすべて収録し、進化する新選組研究の到達点を示した集大成!
目次
- 文久三年(一八六三)(2月8日 浪士組、京都へ向けて出立する;2月23日 浪士組、入京して壬生に分宿する;3月12日 近藤勇ら十七人、松平容保の御預かりの身分を許される ほか)
- 文久四年・元治元年(一八六四)(1月14日 新選組、将軍徳川家茂の伏見城入城に際し城裏を警備する;4月末頃 新選組、随所で探索活動を開始する;5月20日 大坂西町奉行所与力、内山彦次郎、暗殺される ほか)
- 元治二年・慶応元年(一八六五)(1月8日 谷三十郎ら石蔵屋を襲撃、大利鼎吉を斬殺する;2月23日 山南敬助、壬生屯所にて切腹する;3月10日 この頃、新選組、屯所を壬生から西本願寺に移転する ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784046000460
内容説明
新選組は幕末維新の「敗者」である。通常、敗れた者たちの史料や記録は破棄・隠匿され、「敗者」は歴史から抹消されるか、「勝者」の敵役として語り継がれることが多い。しかし、近藤勇・土方歳三という二人のカリスマと沖田総司以下の個性豊かな隊士たちを中心とした新選組は、敗者でありながら歴史の闇に消えることはなかった。新選組を実見した人、祖父母の話を聞いた人、隊士や子孫の記録を読んだ人たちが、それぞれの方法と形で、新選組隊士を武士のプライドを守り抜いた「漢」、志を貫いた「若者」として、語り継いできたからである。新選組の実像を証言する記録の集大成!
目次
- 慶応二年(一八六六)(1月27日 近藤勇ら、京都を出立して広島へ向かう;2月12日 河合耆三郎、隊費不算の罪により切腹する ほか)
- 慶応三年(一八六七)(1月4日 伊東甲子太郎・永倉新八・斎藤一に謹慎処分;1月10日 田内知、士道不覚悟により切腹する ほか)
- 慶応四年・明治元年(一八六八)(1月5日 千両松の戦闘で多数の新選組隊士が戦死する;1月10日 近藤勇ら富士山丸に乗船し、江戸に向かう ほか)
- 明治二年(一八六九)(1月2日 新選組、箱館市中の大巡邏を行う;3月20日 回天・蟠龍・高雄、箱館を出港し宮古に向かう ほか)
「BOOKデータベース」 より