フッサールにおける超越論的経験

書誌事項

フッサールにおける超越論的経験

中山純一著

知泉書館, 2013.12

タイトル読み

フッサール ニオケル チョウエツロンテキ ケイケン

注記

博士論文 (東洋大学, 2010年学位授与) をもとに若干の修正を施したもの

索引: 巻末p1-7

文献: 巻末p9-23

内容説明・目次

内容説明

フッサールの「現象学すること」に即して現象学的方法を彫琢し、現象学者にとって思惟の自己変貌の経験構造を「超越論的経験論」として解釈することにより、現象学の分析主題となることを明らかにする。

目次

  • 序論 フッサールにおける“超越論的経験”という問題系
  • 第1部 現象学的“方法”の転回へ—フッサール現象学の転回点としての受動性(発生的現象学の“方法”の制約性—受動性概念の批判的検討を通じて;発生的現象学の“事象”の両義性;後期フッサール思惟における受動性の問題;「生の現象学」の“方法”と“事象”;発生的現象学の実践的転回)
  • 第2部 現象学的“方法”の転回から—「超越論的経験論」としてのフッサール現象学(現象学的な自己批判の方法的意義—反省から活動性の自己直観へ;現象学的思惟の事実性の根拠づけとしての世間化;「超越論的経験論」としてのフッサール現象学)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB14437187
  • ISBN
    • 9784862851680
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 216, 23p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ