素湯のような話 : お菓子に散歩に骨董屋
著者
書誌事項
素湯のような話 : お菓子に散歩に骨董屋
(ちくま文庫, [い-81-1])
筑摩書房, 2014.1
- タイトル読み
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サユ ノ ヨウナ ハナシ : オカシ ニ サンポ ニ コットウヤ
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注記
随筆は『岩本素白全集』全3巻 (春秋社 1974-1975年刊), 小説「消えた火」は「趣味」 (明治40年7月号)掲載作を底本とし, 新漢字・新仮名づかいに改めて収録したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
収録内容
- 消えた火
内容説明・目次
内容説明
酒は飲まず煙草は吸わず、碁も打たず将棋も指さず、謡も謡わず茶も立てぬ、世間的に云えば無趣味極まる男である。暇さえ有れば独り杖を曳いて気侭に歩くだけの事である—、繊細かつ鋭敏な感覚を持って文学の世界に遊び、独り歩くことを好んだ素白先生。自然を愛でる心や、庶民の目線で物を見る姿勢は、思索にとんだ文章となり、静かに響く。幻の小説1編併録!
目次
- 第1章 素白雑貨
- 第2章 素白好み
- 第3章 読我書屋
- 第4章 孤杖飄然
- 第5章 素湯のような話
- 第6章 滋味放浪
- 第7章 がんぽんち
- 小説 消えた火
「BOOKデータベース」 より