誰も書かなかったダンテ『神曲』の謎
著者
書誌事項
誰も書かなかったダンテ『神曲』の謎
(中経の文庫, だ-1-1)
KADOKAWA, 2013.11
- タイトル別名
-
誰も書かなかったダンテ神曲の謎
- タイトル読み
-
ダレモ カカナカッタ ダンテ 『シンキョク』 ノ ナゾ
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注記
参考文献: p238
内容説明・目次
内容説明
ダンテ自身が地獄・煉獄・天国を巡り、見聞したことを書き記した『神曲』。ただ、14世紀のイタリアに住む人々に向けて書かれた本であるため、現在の日本人が理解するには難しい部分も少なくない。本書は日本人が『神曲』を味わうために必要な知識と、疑問に思いがちな箇所を丁寧に解説。より『神曲』を楽しめるようになるための一冊である。
目次
- 第1章 『神曲』誕生の謎(『神曲』とはどのような物語か?;あらすじで読む『神曲』;『神曲』はいつ頃書かれたものなのか?;ダンテが『神曲』を書いた理由とは?;なぜ『神曲』はトスカーナ語で書かれたのか? ほか)
- 第2章 地獄篇が描いた“Inferno”の謎(ダンテのキリスト教観とはどのようなものか?;ダンテが描く「地獄」は、日本の「地獄」とどのように違う?;『神曲』の地獄はどのような構造になっているのか?;罪の軽重はどういう基準で決められたのか?;なぜダンテの案内人がローマの詩人だったのか? ほか)
「BOOKデータベース」 より