叡智の建築家 : 記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市
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書誌事項
叡智の建築家 : 記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園、劇場、都市
中央公論美術出版, 2013.12
- タイトル別名
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叡智の建築家 : 記憶のロクスとしての16-17世紀の庭園劇場都市
- タイトル読み
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エイチ ノ ケンチクカ : キオク ノ ロクス トシテノ 16 17 セイキ ノ テイエン、ゲキジョウ、トシ
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注記
文献表: p497-531
内容説明・目次
内容説明
著者がイタリアのOlschki社より出版し、2012年度地中海学会ヘレンド賞を受賞した“L’architetto sapiente:giardino,teatro,citt`a come schemi mnemonici tra il XVIe il XVII secolo”を元に大幅に加筆修正を行い、日本語オリジナル版として再構成。記憶術と建築の創造的関係を明らかにする、建築史・美術史・科学史・哲学・文学の各領域を横断する独創的成果。
目次
- 序 十六世紀後半の精神建築史に向けて
- 第1章 建築的記憶術:創造的「思考器械」と、ムネモシュネの寵児たち
- 第2章 思考の庭:アゴスティーノ・デル・リッチョ(一五四一‐一五九八)の理想庭園における記憶術的空間構成と百科全書的知識のイメージ
- 第3章 デル・リッチョの記憶術的庭園における百科全書的知識の表象
- 第4章 初期近代イタリアの幾何学庭園デザインにみられる天空の表象:G.B.フェッラーリ『フローラあるいは花々の栽培』(一六三八)の庭園デザイン理論の分析から
- 第5章 創造的思考の大劇場:ザムエル・フォン・クヴィヒェベルク『広壮なる劇場の銘あるいは標題(…)』(一五六五)
- 第6章 天空都市と常套主題:コスマ・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(一五七九)における記憶術的都市計画とコスモロジー
- 結 記憶の旅路の終わりに
「BOOKデータベース」 より