移動する英米文学
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書誌事項
移動する英米文学
(阪大英文学会叢書, 7)
英宝社, 2013.12
- タイトル読み
-
イドウ スル エイベイ ブンガク
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注記
参考文献: 各論文末
収録内容
- シェイクスピアの作品における移動と空想 / 田邊久美子 [執筆]
- アビシニアン・ジョンソン / 服部典之 [執筆]
- 『生命論』と一九世紀社会進化論 : コウルリッジからスペンサーへ / 中村仁紀 [執筆]
- 閉ざされた空間に描く旅 : キーツとソネット / 村井美代子 [執筆]
- 「小説の時代」の終焉 : 三巻本小説の衰退と三文文士の退場 / 麻畠徳子 [執筆]
- 「生き埋め」のキャサリン・アーンショー : 『嵐が丘』におけるゴシック / 片山美穂 [執筆]
- キャロラインの物語間移動 : サッカレーの『フィリップ』再考 / 市橋孝道 [執筆]
- ドロシアは何も創り出せずに終わった後世のテレサなのか : 「移動」で読み解くエリオットのドロシア評価 / 馬渕恵里 [執筆]
- 『森林地の人びと』における階級移動 : グレイスの結婚 / 伊藤佳子 [執筆]
- 『人間の絆』の本国に留まる主人公について / 乙黒麻記子 [執筆]
- 移動する痣 : ホーソーンからソール・ベローへ / 鈴木元子 [執筆]
- 冒険・成長・拡張 : 『ワンダー・ブック』の英雄表象と一九世紀アメリカのマスキュリニティ / 小久保潤子 [執筆]
- 『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』におけるアナクロニズム : ジャンル横断的/大西洋横断的ロマンス受容 / 関良子 [執筆]
- メスメルの影の下に : 『鳩の翼』における無意識の世界への旅 / 高橋信隆 [執筆]
- 『ライ麦畑でつかまえて』の「移動」をめぐって : ホールデン・コールフィールドのマンハッタンの歩き方 / 仲渡一美 [執筆]
- 「クレージー・キルト」としての『メリディアン』 / 阪口瑞穂 [執筆]
- 『パリ、テキサス』における寡黙な男の「移動」 / 森本道孝 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
英米文学における“移動”の問題に迫る!「冒険」「旅」「空間表象」「祖国喪失」など。イギリス・エチオピア・アメリカなどの空間移動、ジャンル間の移動、出版形態の推移など、多岐にわたる話題を縦横に駆け回る。
目次
- シェイクスピアの作品における移動と空想
- アビシニアン・ジョンソン
- 『生命論』と一九世紀社会進化論—コウルリッジからスペンサーへ
- 閉ざされた空間に描く旅—キーツとソネット
- 「小説の時代」の終焉—三巻本小説の衰退と三文文士の退場
- 「生き埋め」のキャサリン・アーンショー—『嵐が丘』におけるゴシック
- キャロラインの物語間移動—サッカレーの『フィリップ』再考
- ドロシアは何も創り出せずに終わった後世のテレサなのか—「移動」で読み解くエリオットのドロシア評価
- 『森林地の人びと』における階級移動—グレイスの結婚
- 『人間の絆』の本国に留まる主人公について〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より