無形民俗文化財が被災するということ : 東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌
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無形民俗文化財が被災するということ : 東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌
新泉社, 2014.1
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無形民俗文化財が被災するということ : 東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌
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ムケイ ミンゾク ブンカザイ ガ ヒサイ スル トイウ コト : ヒガシニホン ダイシンサイ ト ミヤギケン エンガンブ チイキ シャカイ ノ ミンゾクシ
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Note
文献あり
Contents of Works
- その年も、「お年とり」は行われた : 気仙沼市鹿折地区浪板および小々汐の年越し行事にみる「祈り」 / 梅屋潔 [執筆]
- 災害復興における民俗文化の役割 : 南三陸町歌津地区の民俗行事の再生から / 林勲男 [執筆]
- 震災後における民俗の活用と被災地の現在 : 南三陸町戸倉波伝谷地区の場合 / 政岡伸洋 [執筆]
- 巨大地震で落ちなかった受験の神様と「担がれない」お神輿 : 石巻市北上町十三浜追波地区 / 金菱清 [執筆]
- 石巻市釜谷における年中行事の被災と復興 : 稲荷神社例祭と二つのオヨウカを中心に / 岡山卓矢 [執筆]
- 雄勝法印神楽の再開過程と民俗性 : 文化財の保存と活用の観点から / 小谷竜介 [執筆]
- 東日本大震災と離島の民俗文化 : 女川町出島の獅子振りを中心に / 金賢貞 [執筆]
- 牡鹿半島の集落における祭り復興の三つの型 / 山口未花子 [執筆]
- 二年遅れで復活した二〇年周期の祭礼から見えてくる現実 : 東松島市浜市お潮垢離行事 / 木村敏明 [執筆]
- 東松島市月浜の被災民俗文化財調査からみる、民俗行事の伝承と生業の復興 / 俵木悟 [執筆]
- アニメ聖地巡礼者たちの被災地支援 : 七ヶ浜町花渕浜の事例から / 兼城糸絵, 川村清志 [執筆]
- 多賀城鹿踊「被災」始末 : 多賀城市八幡地区の来歴をふまえて / 菊地暁 [執筆]
- 「情けのイナサ」をふたたび : 仙台市若林区荒浜の漁業の再興 / 川島秀一 [執筆]
- 大漁唄い込み踊にみる閖上のくらし / 沼田愛, 赤嶺淳 [執筆]
- 仮設住宅での聞き取りからみえてくる生業・土地利用・被災家屋 : 名取市北釜地区の調査から / 島村恭則, 沼田愛 [執筆]
- 祭礼を無理に復活させないという選択 : 岩沼寺島地区の事例から / 滝澤克彦 [執筆]
- 「地区」と祭りの変遷 : 山元町八重垣神社お天王さま祭りの調査から / 稲澤努 [執筆]
- 残されたご神体と奉納できぬ神楽 : 被災した山元町中浜神楽の再開に向けた活動の連鎖 / 高倉浩樹 [執筆]
- 「無形」文化財の被災とその復興 : 調査事業の報告 / 高倉浩樹, 岡田浩樹, 木村敏明, 菊池暁, 沼田愛, 小谷竜介 [述]
- 無形民俗文化財と地域社会の復興をめぐるパネル討論 / 政岡伸洋, 菊池健策, 齋藤三郎, 沼倉雅毅 [述]
- 東日本大震災に対する無形民俗文化財調査事業と人類学における関与の意義 / 高倉浩樹 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
形のない文化財が被災するとはどのような事態であり、その復興とは何を意味するのだろうか。震災前からの祭礼、民俗芸能などの伝統行事と生業の歴史を踏まえ、甚大な震災被害をこうむったそれぞれの沿岸部地域社会における無形民俗文化財のありようを記録・分析し、社会的意義を考察する。
Table of Contents
- 1 気仙沼・南三陸(その年も、「お年とり」は行われた—気仙沼市鹿折地区浪板および小々汐の年越し行事にみる「祈り」;災害復興における民俗文化の役割—南三陸町歌津地区の民俗行事の再生から ほか)
- 2 石巻・女川(巨大地震で落ちなかった受験の神様と「担がれない」お神輿—石巻市北上町十三浜追波地区;石巻市釜谷における年中行事の被災と復興—稲荷神社例祭と二つのオヨウカを中心に ほか)
- 3 東松島・七ヶ浜(二年遅れで復活した二〇年周期の祭礼から見えてくる現実—東松島市浜市お潮垢離行事;東松島市月浜の被災民俗文化財調査からみる、民俗行事の伝承と生業の復興 ほか)
- 4 多賀城・仙台・名取(多賀城鹿踊「被災」始末—多賀城市八幡地区の来歴をふまえて;「情けのイナサ」をふたたび—仙台市若林区荒浜の漁業の再興 ほか)
- 5 岩波・山元(祭礼を無理に復活させないという選択—岩沼市寺島地区の事例から;「地区」と祭りの変遷—山元町八重垣神社お天王さま祭りの調査から ほか)
- シンポジウム記録 民俗芸能と祭礼からみた地域復興—東日本大震災にともなう被災した無形の民俗文化財調査から
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