十死零生の剣 : 愛妹草紙
著者
書誌事項
十死零生の剣 : 愛妹草紙
(小学館文庫, [し6-9])
小学館, 2013.6
- タイトル読み
-
ジッシ レイショウ ノ ケン : アイマイ ゾウシ
大学図書館所蔵 件 / 全2件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
天保十一年(一八四〇年)陰暦六月。牛久藩の勘定方下役・岡部隼人は、正木道場の筆頭に掲げられる剣の達人であり、師からただひとり、秘剣の奥義を受け継いでいた。算盤仕事に勤しみながら四歳年下の妹・澪、遠縁の少年・鉄草之進とつましく暮らす隼人だったが、藩の特産品である楮と漆の不正取引に気付いた頃から周囲が騒がしくなる。伯父から持ちかけられた急な縁談、御前試合への参加—。だが、本当の試練はその先に待ち受けていた。妹を救うため隼人は秘剣を使うことを決意するが、それは必殺の剣でありながら決して使ってはならない外道の剣だった。江戸川乱歩賞作家の新シリーズ!
「BOOKデータベース」 より