時代小説はゆく! : 「なかま」の再発見

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時代小説はゆく! : 「なかま」の再発見

高橋敏夫著

原書房, 2013.12

Other Title

時代小説はゆく : なかまの再発見

Title Transcription

ジダイ ショウセツ ワ ユク : 「ナカマ」ノ サイハッケン

Available at  / 15 libraries

Note

作家・作品リスト: p271-278

Description and Table of Contents

Description

作家さんも絶賛する、これだけは読んでおきたい最強「時代小説」評論+読書案内。

Table of Contents

  • 序 時代小説は「なかま」の活躍するステージとなった
  • 第1章 時代小説のなかの「現在」(ともにたたかう「なかま」が「共和国」—佐々木譲『婢伝五稜郭』;たたかいのなか、ひとりが、やがて無数となる—佐々木譲『黒頭巾旋風録』;料理をステージに「弱い者の民主主義」が生起する—高田郁『夏天の虹 みをつくし料理帖』 ほか)
  • 第2章 新趣向×新愉楽をたしかめる最新書評(家族の暗黒を直視し、一歩前に踏みだす—宮部みゆき『桜ほうさら』;時代小説の荒野へ、異風を求め踏みいれる—佐伯泰英『異風者』;生命への執念たぎらせる、異端たちの果てぬ狂宴—山田風太郎『幕末妖人伝 時代短篇選集1』 ほか)
  • 第3章 藤沢周平、井上ひさし、山本周五郎(人々の生活と感情がコラムに盛られた—『甘味辛味業界紙時代の藤沢周平』をめぐって;終わりの「橋」、始まりの「橋」—藤沢周平の「橋」をめぐって;海坂、または逆境のユートピア—時代小説でもっとも有名な藩の真実 ほか)

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