炎天の雪
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書誌事項
炎天の雪
(集英社文庫, [も22-6],
集英社, 2013.7
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エンテン ノ ユキ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087450903
内容説明
宝暦の金沢城下。駆け落ちをして夫婦になった細工人白銀屋与左衛門と武家の娘、多美。実家からは神隠し扱いだが、息子も生まれ幸せな暮らしだった。ある日、“たみ”を探す男がいると聞く。怯える多美の前に、世間を騒がせた加賀騒動の生き残り鳥屋佐七が現れ…。大槻伝蔵を慕う佐七へ異様にくみしていく与左衛門を見守りながらも、心騒ぐ多美。過酷な運命に巻き込まれた男女の激しく切ない物語。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087450910
内容説明
細工人与左衛門と多美の暮らしに出牢した佐七が入り込む。佐七は、加賀騒動で失脚した大槻伝蔵の遺児たちの救出を誓っていた。凶作に続く大火で仕事を失った与左衛門は、大槻残党の復讐に加担し…。史上名高い加賀騒動と希代の大盗賊、ふたつの事件が絡み合い、重なり合う。変わりものの若き藩主、恋に溺れる後室、復讐の鬼と化した若者、謎の浪人など、多彩な人物が熱く織りなす壮大な時代絵巻。
「BOOKデータベース」 より