ヨーロッパ覇権以前 : もうひとつの世界システム
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ヨーロッパ覇権以前 : もうひとつの世界システム
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2014.1
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Before European hegemony : the world system A.D. 1250-1350
- タイトル読み
-
ヨーロッパ ハケン イゼン : モウ ヒトツ ノ セカイ システム
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注記
原著(Oxford University Press, New York, 1989)の翻訳
その他の訳者: 斯波義信, 高山博, 三浦徹
2001年11月刊の再刊
参考文献: 下巻巻末p17-74
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000286824
内容説明
イタリア商人で賑わう世界市場都市ブリュージュ。海上交易で活躍するエジプト・カーリミー商人。モンゴル帝国のもと活況を呈するシルクロード。「すべての地に通じる道」インドの東西交易。世界交易の「喉元」と称された東南アジアの港市。大旅行家イブン・バットゥータが「世界最大の都市」と称賛した都市杭州の繁栄…。近代成立のはるか前、ヨーロッパから中国に至るユーラシアの陸海は、すでにひとつの世界システムをつくりあげていた。「西洋中心史観」をくつがえし、広い視野と豊かな筆致で新たな世界史像を描き出す。
目次
- システム形成への問い
- 第1部 ヨーロッパ・サブシステム—古き帝国からの出現(シャンパーニュ大市の諸都市;ブリュージュとヘント—フランドルの商工業都市;ジェノヴァとヴェネツィアの海洋商人たち)
- 第2部 中東心臓部—東洋への三つのルート(モンゴルと北方の道;シンドバードの道—バグダードとペルシア湾)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784000286831
内容説明
多様な文化・経済システムの共存と協力によって成立した一三世紀世界システムは、ユーラシアにかつてない繁栄をもたらした。このシステムは、なぜ近代世界システムに取って代わられたのか。覇権力を前提としない世界システムを構築することは可能なのか。著者アブー=ルゴドによる、歴史からのはるかな問いかけは、私たちが生きる現代世界をも照射する。「西洋中心史観」をくつがえし、広い視野と豊かな筆致で新たな世界史像を描き出す。
目次
- 第2部 中東心臓部(承前)(マムルーク朝政権下のカイロの独占)
- 第3部 アジア—インド洋システム‐その三つの部分(インド亜大陸—すべての地に通じる道;海峡と瀬戸;絹の中国)
- 結論(一三世紀世界システムの再構成)
「BOOKデータベース」 より