庭園のコスモロジー : 描かれたイメージと記憶
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庭園のコスモロジー : 描かれたイメージと記憶
青土社, 2014.1
- タイトル読み
-
テイエン ノ コスモロジー : エガカレタ イメージ ト キオク
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注記
主要参照文献一覧: 巻末pviii-xiii
内容説明・目次
内容説明
聖書の失楽園以来、庭園は人びとにとって尽きせぬ憧れの対象としてあり続け、またその占める領野は果てしもなく広がり続ける。天上の楽園としての天国の表象や、ギリシア・ローマの神話の園、貴族たちのルネサンス庭園から世俗化した市民の庭まで、庭園を構成する要素である、門、囲い、水・泉、迷宮、洞窟、庭師、花・樹木・果実などを手がかりに、美術作品を通じ古今の庭園を逍遙、そこに堆積した意味の地層を掘り起こす。庭園論にして西欧文明論。図版多数収載。
目次
- 地上の楽園としての庭園
- 門—楽園の門・天国の門・地獄の門
- 囲うこと(公の世界の場合;私の世界の場合)
- 水と泉—命と権力のシンボル
- 迷宮—惑わしの空間・導きの糸
- 洞窟(自然と芸術の融合としてのルネサンス洞窟;古代とキリスト教中世)
- 庭師—癒しの場所を手入れする者
- 花・樹木・果実—小プリニウスからモネまで
「BOOKデータベース」 より