書誌事項

日中比較神話学

王小林著

(汲古選書, 66)

汲古書院, 2014.1

タイトル読み

ニッチュウ ヒカク シンワガク

注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

上代から近代までの日中文学の中から四つのテーマを選び、文献学と比較神話学の角度から考察。それぞれ記紀神話、陶淵明、夏目漱石、魯迅を対象としている。神話学の所謂「祖型の反復」という現象を四つの例に即して検証した。

目次

  • 第1章 桃と祭礼—記紀黄泉国伝承をめぐって(桃と古代日本の神話伝承;黄泉国伝承と中国神話 ほか)
  • 第2章 太公望と符命・冊命儀礼—倭国造の始祖伝承再論(倭国造の始祖伝承と太公望;「亀」、「亀甲」と符命 ほか)
  • 第3章 桃源郷とアジール(事実と虚構のあいだ;桃源郷はアジールか ほか)
  • 第4章 漱石・魯迅・桃源郷(『草枕』と桃源郷;『草枕』と漱石の失楽園 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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