監視デフォルト社会 : 映画テクストで考える
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監視デフォルト社会 : 映画テクストで考える
青弓社, 2014.1
- タイトル読み
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カンシ デフォルト シャカイ : エイガ テクスト デ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
現代社会の監視とは、見張り/見張られ、見守り、相互に見合うことである—6本の映画作品に現れる「監視」のありようを詳細に読み解きながら、「犯罪なき社会への欲望」「個人情報のゆくえ」「まなざしの快楽」といった論点を析出する。そして、監視が日常に織り込まれ、デフォルトとして設定されている社会の本質をえぐり出し、そこに潜む「おぞましさ」を浮き彫りにする。
目次
- 1 『未来世紀ブラジル』—「死体の不在」という謎
- 2 『ガタカ』—「人間の尊厳」の条件
- 3 『マイノリティ・リポート』—「神のごときシステム」の陥穽
- 4 『善き人のためのソナタ』—「あまりに人間的な」転向
- 5 『バーン・アフター・リーディング』—「陰謀」の遍在と不在
- 6 『LOOK』—「プライバシー」の現在
「BOOKデータベース」 より