仁政イデオロギーとアイヌ統治

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仁政イデオロギーとアイヌ統治

檜皮瑞樹著

有志舎, 2014.1

タイトル読み

ジンセイ イデオロギー ト アイヌ トウチ

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注記

学位請求論文「十九世紀半ばにおける蝦夷地の内包化とアイヌ統治」(早稲田大学, 2012年) を加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

仁政イデオロギーの波及や華夷意識の変容をキーワードに19世紀におけるアイヌ統治政策を分析し、異民族支配を可能にした統治イデオロギーや近世的世界観の変容を明らかにする。

目次

  • 第1章 統治への序奏—安政元年蝦夷地調査
  • 第2章 蝦夷地の再直轄—移植民政策とアイヌ統治
  • 第3章 復興イデオロギーと蝦夷地—地方巧者と報徳仕法
  • 第4章 アイヌ統治政策への倒錯した批判—松浦武四郎と『近世蝦夷人物誌』
  • 第5章 アイヌをめぐる支配の動揺—トコンベ出奔事件
  • 第6章 「国境」の発見と領土交渉—久春内幕吏捕囚事件と小出秀実
  • 第7章 アイヌ統治・アイヌ観の変容—アイヌ墳墓盗掘事件
  • 第8章 開拓使のアイヌ統治政策と暴力—樺太アイヌ対雁強制移住政策を中心に
  • 補論 新たな周縁の再生産—笹森儀助の行動と思想

「BOOKデータベース」 より

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