四季の一茶
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書誌事項
四季の一茶
信濃毎日新聞社, 2014.2-
- [正]
- 続
- タイトル読み
-
シキ ノ イッサ
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注記
[正]: 信濃毎日新聞の2013年朝刊1面に連載した「四季の一茶」(矢羽勝幸さん執筆)のほか、一線で活躍する俳人や俳句に造詣の深い文化人12人による随想「わたしと一茶」(同年毎月1回掲載)を収録したもの。
続: 信濃毎日新聞の2014年朝刊1面に連載した「四季の一茶」を収録
索引: [正]: p229-231, 続: p196-198
内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784784072286
内容説明
逆境にありながらもしぶとく生きるものを賛美する。一茶研究の第一人者が語る一茶の世界。信濃毎日新聞本紙1面で連載する人気俳句コラムの単行本。一茶生誕250年にあたって一線で活躍する俳人や俳句に造詣の深い文化人が一茶に思いを寄せた随想「わたしと一茶」も収録。
目次
- 元日や上々吉の浅黄空
- 大寒の大い〓(だい)とした月夜哉
- 三ケ月はそるぞ寒さは冴かへる
- 草つみのこぶしの前の入日哉
- 苗代や親子して見る宵の雨
- 福耳と母がいふ也更衣
- 竹垣の曲られながらわか葉哉
- 涼風も今は身になる我家哉
- けさ秋や瘧の落ちたやうな空
- 秋の蝉ころびおちては又鳴ぬ
- 冬構蔦一筋も栄耀也
- むまさうな雪がふうはりふはり哉
- 巻冊次
-
続 ISBN 9784784072590
内容説明
世間の辛酸をなめた人間はしぶとくて強くて、簡単には負けないものだ—弱いものへの優しいまなざし、熱望した自分の家庭、権力に対する反発、貧乏な暮らし、信仰心。卓越した皮肉とユーモアが織り成す一茶の世界ここにあり。
目次
- 一月 我門は昼過からが元日ぞ
- 二月 霜の夜や横丁曲る迷子鉦
- 三月 我庵や貧乏がくしの雪とける
- 四月 春雨や祇園清水東福寺
- 五月 春雨や御殿女中の買ぐらひ
- 六月 涼風はどこの余りかせどの不二
- 七月 卯の花の垣根に犬の産屋哉
- 八月 あまり花人の墓へも参りけり
- 九月 秋立や峰の小雀の門なるゝ
- 十月 二番寝や心でおがむ小夜ぎぬた
- 十一月 鶏頭に卅棒のあられ哉
- 十二月 ひつぢ田や青みにうつる薄氷
「BOOKデータベース」 より