救命 : 東日本大震災、医師たちの奮闘
著者
書誌事項
救命 : 東日本大震災、医師たちの奮闘
(新潮文庫, 9914,
新潮社, 2014.3
- タイトル別名
-
救命 : 東日本大震災医師たちの奮闘
- タイトル読み
-
キュウメイ : ヒガシニホン ダイシンサイ、イシ タチ ノ フントウ
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注記
平成23年刊に加筆
内容説明・目次
内容説明
あの日、医師たちは何を見、どう行動したのか—津波の恐怖にさらされ、家族との別れを覚悟しながら患者を誘導、極寒の病院の屋上で人々を励まし続けた医師がいた。自身も心に深甚な傷を負い、ともに涙して患者を癒した医師がいた。個人とプロフェッションの狭間で揺れながら彼らはなぜ行動し、何を目指したのか。9名の医師による東日本大震災の貴重な証言、感動のドキュメント。
目次
- その時、「お前は医者じゃないのか!」という声が聞こえました—宮城県南三陸町公立志津川病院内科医 菅野武
- 心のケアの専門家だから傷つかないわけではないんです—宮城県名取市東北国際クリニック院長 桑山紀彦
- この避難所「ビッグパレットふくしま」で命を失った方は一人も出ませんでした。それが一番の誇りです—福島県双葉郡富岡中央医院院長 井坂晶
- 心の問題で自殺する人を一人でも減らしたい—千葉県松戸市旭神経内科リハビリテーション病院院長 旭俊臣
- 震災を機に医療の力を見直してほしい—岩手県大槌町植田医院 植田俊郎
- 日本のような先進国で身元不明者がいるなんて絶対に許せません—宮城県歯科医師会大規模災害対策本部身元確認班班長 江澤庸博
- 災害時の医療統括の重要性を痛感しました—千葉県市原市五井病院理事長 川越一男
- 医療がないと人は離れていく。医療が立ち上がれば安心する—岩手県陸前高田市県立高田病院院長 石木幹人
- 患者さんと話していると、自分まで癒されます—岩手県宮古市国民健康保険田老診療所所長 黒田仁
「BOOKデータベース」 より