木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

書誌事項

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

増田俊也著

(新潮文庫, 9899-9900, ま-41-1-2)

新潮社, 2014.3

  • 上巻
  • 下巻

タイトル読み

キムラ マサヒコ ワ ナゼ リキドウザン オ コロサナカッタ ノカ

注記

主要参考文献: 下巻p609-612

内容説明・目次
巻冊次

上巻 ISBN 9784101278117

内容説明

15年不敗、13年連続日本一。「木村の前に木村なく、木村のあとに木村なし」と謳われた伝説の柔道王・木村政彦。「鬼の牛島」と呼ばれた、戦前のスーパースター牛島辰熊に才能を見出され、半死半生の猛練習の結果、師弟悲願の天覧試合を制する。しかし戦争を境に運命の歯車は軋み始めた。GHQは柔道を禁じ、牛島はプロ柔道を試みるが…。最強の“鬼”が背負った哀しき人生に迫る。

目次

  • 巌流島の朝
  • 熊本の怪童
  • 鬼の牛島辰熊
  • 武徳会と阿部謙四郎
  • 木村政彦と高専柔道
  • 拓大予科の高専大会優勝
  • 全日本選士権3連覇
  • 師弟悲願の天覧試合制覇
  • 悪童木村と思想家牛島
  • 東條英機を暗殺せよ
  • 終戦、そして戦後闇屋の頃
  • 武徳会と高専柔道の消滅
  • アマ最後の伝説の2試合
  • プロ柔道の旗揚げ
  • 木村、プロ柔道でも王者に
  • プロ柔道崩壊の本当の理由
  • ハワイへの逃亡
  • ブラジルと柔道、そしてブラジリアン柔術
巻冊次

下巻 ISBN 9784101278124

内容説明

牛島辰熊と袂を分かち、プロレス団体を立ち上げた木村政彦。ブラジルやハワイ、アメリカ本土での興行を経て帰国し、大相撲元関脇の力道山とタッグを組むようになる。そして「昭和の巌流島」と呼ばれた木村vs力道山の一戦。ゴング—。視聴率100%、全国民注視のなか、木村は一方的に潰され、血を流し、表舞台から姿を消す。木村はなぜ負けたのか。戦後スポーツ史最大の謎に迫る。

目次

  • 鬼の木村、ブラジルに立つ
  • エリオ・グレイシーの挑戦
  • マラカナンスタジアムの戦い
  • もう一人の怪物、力道山
  • 日本のプロレスの夜明け
  • 大山倍達の虚実
  • プロレス団体旗揚げをめぐる攻防
  • 木村は本当に負け役だったのか
  • 「真剣勝負なら負けない」
  • 木村政彦vs力道山
  • 海外放浪へ
  • 木村政彦、拓大へ帰る
  • 復讐の夏
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB15067185
  • ISBN
    • 9784101278117
    • 9784101278124
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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