川あかり
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書誌事項
川あかり
(双葉文庫, は-25-01)
双葉社, 2014.2
- タイトル読み
-
カワアカリ
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内容説明・目次
内容説明
川止めで途方に暮れている若侍、伊東七十郎。藩で一番の臆病者と言われる彼が命じられたのは、派閥争いの渦中にある家老の暗殺。家老が江戸から国に入る前を討つ。相手はすでに対岸まで来ているはずだ。木賃宿に逗留し川明けを待つ間、相部屋となったのは一癖も二癖もある連中ばかりで油断がならない。さらには降って湧いたような災難までつづき、気弱な七十郎の心は千々に乱れる。そして、その時がやってきた—。武士として生きることの覚悟と矜持が胸を打つ、涙と笑いの傑作時代小説。
「BOOKデータベース」 より