ヘッドハンターズ : フォモゥサ首狩り民のはざまにて
著者
書誌事項
ヘッドハンターズ : フォモゥサ首狩り民のはざまにて
ハーベスト社, 2014.1
- タイトル別名
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Among the head‐hunters of Formosa
- タイトル読み
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ヘッド ハンターズ : フォモゥサ クビカリミン ノ ハザマ ニテ
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注記
中村勝・論攷「豊かな自給自足-母権と呪術の自然民属・論-」収録
原著 (London : T.Fisher Unwin Ltd , 1922) の全訳
内容説明・目次
内容説明
本書の著者は、1916年から1918年の二年間、フォモゥサ(台湾)の先住民のはざまにあって自称放浪者にして一児の母親という視角から、「首狩り民」(ヘッドハンターズ)のくらしぶりともののとらえ方について貴重な報告記をのこしてくれた。オクスフォード人類学派に属する女史は、E・タイラーのあとを襲ったR・マレットを師にする、一方の主意主義を、現場人類学として世に問うたことになる。そこには、母親的主観による母親的対象の発見が功を奏し、一般女性史にはない、「母権制」史観についての積極的な提起がみられた
目次
- 第1部 フォモゥサとその住民(離れてみた印象;直接の印象;先住民との個人的接触;フォモゥサの原住人口)
- 第2部 先住民諸部族とその風俗・慣習(人種的血統;社会組織;宗教上の信念と習わし;結婚の慣習;病気と死にまつわる慣習;美術と工芸;文身(刺墨)およびその他の身体毀工の形態;運搬法;ありうる将来性について;先住民における文明とその利点;論攷「豊かな自給自足—母権と呪術の自然民属・論」)
「BOOKデータベース」 より