資本主義の終焉と歴史の危機
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資本主義の終焉と歴史の危機
(集英社新書, 0732A)
集英社, 2014.3
- タイトル読み
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シホン シュギ ノ シュウエン ト レキシ ノ キキ
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注記
参考文献: p215-218
内容説明・目次
内容説明
資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、極めて稀な長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。他の先進国でも日本化は進み、近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。一六世紀以来、世界を規定してきた資本主義というシステムがついに終焉に向かい、混沌をきわめていく「歴史の危機」。世界経済だけでなく、国民国家をも解体させる大転換期に我々は立っている。五〇〇年ぶりのこの大転換期に日本がなすべきことは?異常な利子率の低下という「負の条件」をプラスに転換し、新たなシステムを構築するための画期的な書!
目次
- 第1章 資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ(経済成長という信仰;利子率の低下は資本主義の死の兆候 ほか)
- 第2章 新興国の近代化がもたらすパラドックス(先進国の利潤率低下が新興国に何をもたらしたのか;先進国の過剰マネーと新興国の過剰設備 ほか)
- 第3章 日本の未来をつくる脱成長モデル(先の見えない転換期;資本主義の矛盾をもっとも体現する日本 ほか)
- 第4章 西欧の終焉(欧州危機が告げる本当の危機とは?;英米「資本」帝国と独仏「領土」帝国 ほか)
- 第5章 資本主義はいかにして終わるのか(資本主義の終焉;近代の定員一五%ルール ほか)
「BOOKデータベース」 より