アジャンター後期壁画の研究

書誌事項

アジャンター後期壁画の研究

福山泰子著

中央公論美術出版, 2014.2

タイトル別名

Studies on the Ajanta paintings in the later phase

タイトル読み

アジャンター コウキ ヘキガ ノ ケンキュウ

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注記

英文目次のタイトル: Studies on the Ajanta Paintings in the Later Phase

図版一覧: p583-598

内容説明・目次

目次

  • 序論 アジャンター研究の現在(アジャンター研究史概観;アジャンター石窟寺院と日本;アジャンター後期石窟と壁画—各窟の概要と諸問題)
  • 第1部 アジャンター後期壁画にみる仏教説話図の諸相(アジャンター第一七窟「ヴィシュヴァンタラ本生」図の物語表現について;アジャンター第一七窟「シンハラ物語」図について—場面解釈の再検討と物語表現の特質;インドにおける「帝釈窟説法」図の図像的特徴とその変遷—アジャンター第一七窟ヴェランダ右側壁未詳説話図の検討をめぐって;アジャンター石窟における「従三十三天降下」図について—石窟構造と仏伝主題の関連性;アジャンター石窟における「舎衛城の神変」図の図像的変遷;アジャンター石窟における諸難救済観音像について—図像的特徴と機能)
  • 第2部 アジャンターとガンダーラ(アジャンター石窟寺院にみる授記説話図について—五、六世紀におけるガンダーラ美術の影響の一事例として;アジャンターにみるガンダーラ美術の影響—ガンダーラにみる花環を掲げるプットから、西インドにおける宝冠を掲げる飛天へ;ガンダーラ、ジナン・ワリ・デリ出土の新出壁画資料について—アジャンター壁画との様式的類似をめぐって)
  • 第3部 アジャンターにおける小規模寄進の諸相(アジャンター第二窟後廊左後壁「舎衛城の神変」図の諸相;アジャンター石窟寺院における小規模寄進について—寄進銘と大乗仏教;アジャンター第九窟後壁壁画の制作過程に関する一試論)
  • 結論
  • 附論(ピタルコーラー第三窟に残る後期壁画について;W.スピンクによる短期造営説)

「BOOKデータベース」 より

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