AKB48とブラック企業
著者
書誌事項
AKB48とブラック企業
(イースト新書, 023)
イースト・プレス, 2014.2
- タイトル別名
-
AKB48 (エーケービーフォーティエイト) とブラック企業
- タイトル読み
-
AKB48 ト ブラック キギョウ
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内容説明・目次
内容説明
ゼロ年代にミリオンセラーを連発しながら、労働問題を歌い続けるアイドルがいる。AKB48だ。作詞家・秋元康が手がけた歌詞の数々は、日本の労働をめぐる写し絵となっている。会社人間、格差社会、自由競争、就活、ブラック企業、雇用の流動化…。それはAKB48自体が、この国の雇用システムの再現でもあるからだ。本書は約五〇ものAKB48の楽曲を解説し、それらが日本の労働の現実に迫り、その改革を模索するワークソング(労働歌)であることを示す。AKB48を知ること、それは日本の雇用のリアルを知ることだ。
目次
- 第1章 AKB48の魅力は「労働問題」にある
- 第2章 大人になんかなりたくない!—会社人間と「自由」の物語
- 第3章 競争して、チャンスをつかめ—就活の透明な「不安」の物語
- 第4章 傷つくことを、恐れるな—「運命」としてのブラック企業の物語
- 第5章 夢を見る覚悟はあるか—「卒業」という失業の物語
- 第6章 AKB48は日本の労働を変えるか
「BOOKデータベース」 より