PM2.5、危惧される健康への影響 : 中国の汚染、肺がん、喘息、循環器障害、脳・神経障害、生殖器等次世代への影響

書誌事項

PM2.5、危惧される健康への影響 : 中国の汚染、肺がん、喘息、循環器障害、脳・神経障害、生殖器等次世代への影響

嵯峨井勝著

本の泉社, 2014.2

タイトル別名

PM2.5、危惧される健康への影響

PM2.5危惧される健康への影響 : 中国の汚染肺がん喘息循環器障害脳神経障害生殖器等次世代への影響

タイトル読み

PM2.5、キグ サレル ケンコウ エノ エイキョウ : チュウゴク ノ オセン、ハイガン、ゼンソク、ジュンカンキ ショウガイ、ノウ・シンケイ ショウガイ、セイショクキ トウ ジセダイ エノ エイキョウ

注記

参考書籍: p145

参考文献: p145-147

内容説明・目次

内容説明

中国のPM2.5汚染の現状と原因の紹介から始め、国内のPM2.5はほとんどがディーゼル排気微粒子(DEP)であることを述べ、PM2.5の人への健康影響と動物実験で知られている広範な健康影響を紹介。さらに、ディーゼル排ガスが気管支喘息の原因物質であることを証明した研究とその結果をもとに裁判で闘われた因果関係論争を紹介している。

目次

  • 第1章 中国の大気汚染(PM2.5)(中国、異常な大気汚染の現状;中国の大気汚染の原因;PM2.5の日本への影響、私達が独自に心がけるべきこと)
  • 第2章 PM2.5とはどんな物質か(PM2.5は大きさで分けた様々な物質の複合体;PM2.5の体内侵入経路および粒子サイズと健康影響の関係)
  • 第3章 PM2.5あるいはDEPの人への健康影響(人の死亡率に及ぼす影響;呼吸器系への影響;循環器系への影響;認知機能への影響)
  • 第4章 動物実験で分かった健康影響とその作用メカニズム(DEPあるいはPM2.5の毒性メカニズムについて;呼吸器系疾患の発症メカニズム;環境ホルモン作用(生殖器系の異常)とそのメカニズム;骨への影響;脳・神経細胞への影響)
  • 第5章 ディーゼル排ガスによる気管支喘息発症の証明とその因果関係論争—我ら、かく闘えり(公害激化時代と公害健康被害補償法(公健法)の成立;ディーゼル排ガス微粒子(DEP)と気管支喘息の発症に関する研究のスタート;ディーゼル排ガスで喘息が起こることを支持する証拠が蓄積;法廷における因果関係論争;PM2.5の環境基準値の策定、大型道路建設の問題)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB15135310
  • ISBN
    • 9784780711554
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    147p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ