西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来
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西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来
(Dis+coverサイエンス, [011])
ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2014.1
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セイレキ 536ネン ノ ナゾ ノ ダイフンカ ト チキュウ カンレイキ ノ トウライ
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Note
引用文献: p180-181
シリーズ番号はジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
西暦536年、過去3000年間で最大の火山の大噴火が起こった。まきあがる噴煙は空をおおい、太陽はさえぎられ、やがて地球規模の大寒冷期がやってきた。はるか昔の自然災害であるにもかかわらず、研究者たちは、どのようにして大噴火の証拠を求めたのか?巨木の年輪を測定し、極地の氷床を分析し、25万頁にものぼる古文献を調査して解明したこととは…。天候激変による飢饉と旱魃を引き起こし、東ローマ帝国を衰退させ、ゲルマン民族の大移動、イスラム教の誕生、さらには日本の「天の岩屋伝説」にまで原因した人類史の事件に、科学の眼が迫る。
Table of Contents
- 第1章 西暦536年の火山噴火(NASAの古典文献研究—宇宙研究機関が25万ページの歴史書を調べる;査読—独創的な研究ほどはねられるのはなぜか? ほか)
- 第2章 気候変動の人類への影響(気候変動と民族大移動—ゲルマン民族と中央ヨーロッパの大混乱;気候変化による国家の滅亡—寒冷化変動でも日本は勝ち組か? ほか)
- 第3章 天の岩屋の神話(536年の日本の内乱?—真珠が千箱あってもどうして凍えるのを救えようか;『古事記』と『日本書紀』—180年も前の飢饉の記録 ほか)
- 第4章 恐竜絶滅と核の冬理論(彗星衝突説再び—オーストラリア近海で2個の彗星が1500年前に衝突;世界史の本当の主役—歴史を粗視化して見る ほか)
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