主権と自由
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主権と自由
(岩波講座政治哲学, 1)
岩波書店, 2014.3
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シュケン ト ジユウ
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主権と自由
2014.3.
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主権と自由
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注記
参考文献: 各論末
収録内容
- マキャヴェッリ : 自由と征服の政治学 / 鹿子生浩輝 [執筆]
- ルターとカルヴァン : 近代初期における身体性の政治神学 / 田上雅徳 [執筆]
- サラマンカ学派 : 「野蛮人」と政治権力 / 松森奈津子 [執筆]
- 近代自然法論 : 普遍的な規範学の追及 / 太田義器 [執筆]
- ボダン : 主権論と政体論 / 川出良枝 [執筆]
- ホッブズ : 神、国家、科学 / 梅田百合香 [執筆]
- イングランド革命期の政治思想 : ピューリタニズムとリパブリカニズム / 大澤麦 [執筆]
- 寛容論の系譜 : イングランド革命期の苦闘 / 山田園子 [執筆]
- ロック : 宗教的自由と政治的自由 / 辻康夫 [執筆]
- デスポティズムと反デスポティズム : 絶対君主政下における権力と自由 / 井柳美紀 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
一六世紀に登場した主権概念により、政治・国家の性格は大きく変わった。しかし、伝統的な国家観や秩序観は消えたわけではなく、変容しながら主権論に対抗し続けた。主権論の位置づけの再検討は、近代的自由の概念に再検討を迫る。マキァヴェッリ、ルター、サラマンカ学派、ボダン、ホッブズ、ロックなど、一六‐一七世紀を中心に、主権と自由をめぐる熾烈な論争を概観する。
目次
- 1 国家像の変容(マキァヴェッリ—自由と征服の政治学;ルターとカルヴァン—近代初期における身体性の政治神学;サラマンカ学派—「野蛮人」と政治権力)
- 2 主権国家の成立(近代自然法論—普遍的な規範学の追究;ボダン—主権論と政体論;ホッブズ—神、国家、科学)
- 3 自由の諸条件(イングランド革命期の政治思想—ピューリタニズムとリパブリカニズム;寛容論の系譜—イングランド革命期の苦闘;ロック—宗教的自由と政治的自由;デスポティズムと反デスポティズム—絶対君主政下における権力と自由)
「BOOKデータベース」 より