「他者」たちの農業史 : 在日朝鮮人・疎開者・開拓農民・海外移民

書誌事項

「他者」たちの農業史 : 在日朝鮮人・疎開者・開拓農民・海外移民

安岡健一著

京都大学学術出版会, 2014.2

タイトル別名

他者たちの農業史 : 在日朝鮮人疎開者開拓農民海外移民

タイトル読み

「タシャ」タチ ノ ノウギョウシ : ザイニチ チョウセンジン・ソカイシャ・カイタク ノウミン・カイガイ イミン

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注記

学位論文「戦時・戦後の農業問題と人の移動に関する政治社会史的研究」(京都大学, 2011年)をもとにさらに書き改めたもの

引用文献一覧: p[327]-340

索引: p[347]-350

内容説明・目次

内容説明

農民と言えば、代々その土地に定住した者、日本の農民と言えば日本人—これが既存の「日本」観であった。しかしそれは本当なのか?在日朝鮮人、疎開者、開拓農民、戦後の海外農業移民といった、農村にとって外部の存在すなわち「よそ者」の歴史から近代日本社会の大変動、戦争と植民地支配の時代を捉え返し、また別の農村像、日本を描く意欲作。

目次

  • 序章
  • 第1章 日本農村における民族の問題
  • 第2章 疎開・帰農・戦後開拓—「戦場化」する地域と疎開文化人
  • 第3章 「境界」を生きた農民たち—満洲開拓から戦後開拓へ
  • 第4章 「他者」となる在外日本人—戦後農地改革と移民
  • 第5章 土地に根付こうとする人びと—戦後海外農業移民行政と農民
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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