能を考える
著者
書誌事項
能を考える
(中公叢書)
中央公論新社, 2014.3
- タイトル読み
-
ノウ オ カンガエル
大学図書館所蔵 件 / 全104件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「判官びいき」とは?「翁」とは誰か?谷崎潤一郎、折口信夫、和辻哲郎、柳田國男などの研究を手がかりに能に潜む精神性を解読する。また世阿弥の足跡を辿り、『風姿花伝』を読み解きながら、世阿弥が仕掛けた戦略や「初心」「もどき」「物学(ものまね)」など芸能の原点・伝承の形について新たな視点で問い直す。“源氏供養”“山姥”“弱法師”“高野物狂”“石橋”などの古典から現代までの能を分析しながら、その可能性を探る。
目次
- 諸国一見の僧
- 地顔と仮面
- “葵上”と“源氏供養”
- 「平家」と「判官びいき」
- 「翁」とは誰か
- 「翁」はどこから来るか
- 「もどき」の芸能
- 「物学条々」について
- 「初心」について
- 佐渡における世阿弥〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より