書誌事項

とはずがたり

三角洋一著

(セミナーブックス・セレクション, . 古典講読||コテン コウドク)

岩波書店, 2014.2

タイトル読み

トワズガタリ

注記

1992年刊の再刊

内容説明・目次

内容説明

一人の女性のきわめて波瀾に満ちた人生体験、恋愛模様を述べた日記文学の白眉『とはずがたり』。後深草院の寵愛をうけ、奔放に過ごした宮廷生活、出家回国の旅、そして院の死に接し裸足でひつぎの後を追う激情。本文の精緻な読解から、一途に生きた半生を書き綴り、自らの生の意味を問いつづけた作者の姿を明らかにする。

目次

  • 第1講 後深草院と雪の曙(『とはずがたり』の概略;作者の周辺;院の寵幸と気がかりな人(巻一);院の誓約(巻一);心の外の新枕(巻一);出雛の思い(巻一))
  • 第2講 後宮生活(粥杖事件(巻二);女楽事件(巻二);曙の奔走(巻一、二);有明の月(巻二、三);法師に近づくべからず(巻三);宮仕えを退く(巻三))
  • 第3講 出家後の旅(父の臨終(巻一‐四);修行の旅(巻四、五);院との再会(巻四);東二条院、後深草院の崩御(巻五);跋文(巻五))

「BOOKデータベース」 より

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