八幡神とはなにか
Author(s)
Bibliographic Information
八幡神とはなにか
(角川文庫, 18481)
KADOKAWA, 2014.3
- Title Transcription
-
ハチマンシン トワ ナニカ
Available at / 16 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
文献:p224-234
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫I-118-1」の表示あり
Description and Table of Contents
Description
東大寺の盧舎那大仏建立を契機に、九州宇佐の地から八幡神が入京した。名も知れぬ辺境の神は、なぜ突如歴史の舞台に登場し、日本の神と仏をつなぐ国家神となったのか。道鏡事件、承平・天慶の乱、鎮護国家や摂関政治体制の確立—「託宣」という神の声を発しながら、各時代の政治と宗教に深く関わり、変容し続けてきた足どりを辿る。神仏習合の形成に着目し、謎多き「時を生きる国家神」の実像を解き明かす、新八幡神論!
Table of Contents
- 第1章 鎮護国家の神の出現(八幡神の登場;神と仏の遭遇;鎮護国家の神への道)
- 第2章 仏に帰依した神(菩薩皇帝聖武と八幡神;大菩薩への道)
- 第3章 神仏習合と御霊(薦枕の成立と託宣の凋落;応神霊=八幡大菩薩の成立と展開)
- 第4章 八幡宇佐宮と八幡石清水宮の統合(宇佐宮弥勒寺と王城鎮護石清水八幡宮;宗教権門としての八幡宮寺の成立;権門八幡宮寺の展開)
by "BOOK database"