生命倫理の源流 : 戦後日本社会とバイオエシックス
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生命倫理の源流 : 戦後日本社会とバイオエシックス
岩波書店, 2014.3
- タイトル読み
-
セイメイ リンリ ノ ゲンリュウ : センゴ ニホン シャカイ ト バイオエシックス
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注記
内容: 序論, 第I部: 生命をめぐる1960-80年代日本の状況(第1章「日本の生権力システム」-第6章「人間らしさを求めて」), 第II部: キーパーソンの証言(はじめに(竹田扇), 第1章「戦後日本の科学技術政策と生命科学」-第12章「バイオエシックスと生命の哲学」), 終論, あとがき(香川知晶, 小松美彦), 執筆者一覧, 索引
生命科学・医学に着目した日本の科学技術史 (1965-90年): p27
第II部関連年表: p308-309
第II部インタビュイー略年表: p310
文献: 章末にあり
補足文献表: p311-314
収録内容
- 序論 / 香川知晶 [執筆]
- 日本の生権力システム : 1970-80年代 / 廣野喜幸 [執筆]
- 科学技術政策とライフサイエンス : 1960年代以降における倫理思想の出来と行方 / 小松美彦 [執筆]
- 「人類存亡の危機」をめぐる思想のゆくえ : 1970年代の日本の岐路 / 田中智彦 [執筆]
- 「積極的に知らせる必要はない」検査 : 優勢思想と生命倫理 / 香川知晶 [執筆]
- 死から生への転回 : 仏教者の生命倫理への関わり / 爪田一寿 [執筆]
- 人間らしさを求めて : 生命倫理をめぐるキリスト教界の動向 / 土井健司 [執筆]
- 戦後日本の科学技術政策と生命科学 / 中曽根康弘 [述]
- 科学者の責任とバイオエシックス / 渡辺格 [述]
- 総合科学としてのバイオエシックス / 今堀和友 [述]
- 日本発の精神と生命誌への歩み / 中村桂子 [述]
- 日本におけるバイオエシックス導入と展開,覚書 / 大林雅之 [述]
- 市民の権利運動としてのバイオエシックス / 木村利人 [述]
- 和田心臓移植とバイオエシックス / 小川秀道 [述]
- 患者・被験者の権利を守るとは / 光石忠敬 [述]
- 真言密教の生命観 / 松長有慶 [述]
- 浄土真宗の生命観と生命倫理 / 信楽峻麿 [述]
- キリスト教神学と生命科学の間 / アンセルモ・マタイス [述]
- バイオエシックスと生命の哲学 / ホアン・マシア [述]
- 終論 / 小松美彦 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
人間の生命が科学技術の操作対象になった1960年代から生命倫理の制度的組込みがなされる80年代までの日本の状況を、現状に収斂する以前の多様な思考に光を当てつつ、科学技術政策や思想・宗教などの諸側面から歴史的に検証する。テーマごとの論考(第1部)と、当時主導的な役割を果たした人々への貴重なインタビュー記録(第2部)によって歴史を立体的に浮かび上がらせ、生命倫理の現状を批判的にとらえ返す。
目次
- 第1部 生命をめぐる1960‐80年代日本の状況(日本の生権力システム—1970‐80年代;科学技術政策とライフサイエンス—1960年代以降における倫理思想の出来と行方;「人類存亡の危機」をめぐる思想のゆくえ—1970年代の日本の岐路;「積極的に知らせる必要はない」検査—優生思想と生命倫理;死から生への転回—仏教者の生命倫理への関わり ほか)
- 第2部 キーパーソンの証言(戦後日本の科学技術政策と生命科学;科学者の責任とバイオエシックス;総合科学としてのバイオエシックス;日本発の精神と生命誌への歩み;日本におけるバイオエシックス導入と展開、覚書 ほか)
「BOOKデータベース」 より