流域管理の環境社会学 : 下諏訪ダム計画と住民合意形成

書誌事項

流域管理の環境社会学 : 下諏訪ダム計画と住民合意形成

保屋野初子著

岩波書店, 2014.3

タイトル読み

リュウイキ カンリ ノ カンキョウ シャカイガク : シモスワ ダム ケイカク ト ジュウミン ゴウイ ケイセイ

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注記

博士論文「包括的実在としての流域における新たな『流域管理』に向けて : 砥川流域における河川計画をめぐる事例を中心に」 (東京大学) を修正したもの

参考文献: p185-194

内容説明・目次

内容説明

長野県の脱ダムの原点、下諏訪砥川流域で立ち上げられた流域協議会。この場で住民たちは議論を尽くし、住民間や行政との対立を乗り越えていった。ダムに拠らない河川改修計画案への合意に至る道筋を、地域の歴史的背景を織り込みながら詳細な検証、これからの流域管理には主体化した住民たちの「知」こそが不可欠であることを示す。

目次

  • 第1章 河川をめぐる問題から流域という課題へ
  • 第2章 流域を捉えなおす
  • 第3章 河川計画をめぐる対立と地域的背景—主体の継承としての諏訪地方の自然保護運動
  • 第4章 砥川流域と住民のかかわり史
  • 第5章 砥川流域協議会
  • 第6章 包括的実在としての流域
  • 終章 主体化する人々が担う「流域管理」に向けて

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB15295882
  • ISBN
    • 9784000255707
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 202p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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