1931年以前の遼東半島における中国人教育の研究 : 日本支配下の教育事業の真相を問う
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書誌事項
1931年以前の遼東半島における中国人教育の研究 : 日本支配下の教育事業の真相を問う
日本僑報社, 2014.3
- タイトル別名
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中国人教育の研究 : 1931年以前の遼東半島における : 日本支配下の教育事業の真相を問う
- タイトル読み
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1931ネン イゼン ノ リョウトウ ハントウ ニオケル チュウゴクジン キョウイク ノ ケンキュウ : ニホン シハイカ ノ キョウイク ジギョウ ノ シンソウ オ トウ
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内容説明・目次
内容説明
遼東半島では1931年の「9.18事変」勃発前から中日関係において衝突が起こっていた。その最重要内容の一つは、日本が現地で行っていた中国人教育事業。日本は露骨な植民地支配政策を展開できなかったため、「文化的支配」に則った中国人教育を行ったが、地元の中国人との間で常に対抗・衝突が発生。度重なる排日運動が勃発し、やがて9.18事変へつながる事態に陥る。では、日本は遼東半島でどのような教育を行っていたのか?本書では31年以前の遼東半島で日本が展開した中国人教育に注目し、その歴史的な形成、性格を再分析する。
目次
- 第1部 遼東半島における中国人教育の開始(日本軍政署による中国人教育の模索(1902‐1906年);「準備期」における中国人教育をめぐる中日対立(1907‐1908年))
- 第2部 満鉄付属地における中国人教育の展開(満鉄の創設と中国人教育事業への介入(1909‐1914年);満鉄による中国人教育の発展と特徴(1915‐1923年);教育権回収運動期における中国人教育の転換(1924‐1926年);「9.18事変」勃発前の中国人教育(1926‐1931年))
- 第3部 関東州における中国人教育の実相(関東州における中国人教育の形成と発展(1903‐1921年);中国人による教育施設の発展と日本側の対応(1922‐1931年))
- 終章 日本による中国人教育はどのように考えられるべきか
「BOOKデータベース」 より