医療と身体の図像学 : 宗教とジェンダーで読み解く西洋中世医学の文化史
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書誌事項
医療と身体の図像学 : 宗教とジェンダーで読み解く西洋中世医学の文化史
(静岡大学人文社会科学部叢書, 44)
知泉書館, 2014.3
- タイトル別名
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Images of medicine, religion and gender in late medieval society
- タイトル読み
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イリョウ ト シンタイ ノ ズゾウガク : シュウキョウ ト ジェンダー デ ヨミトク セイヨウ チュウセイ イガク ノ ブンカシ
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注記
参考文献: 巻末p23-36
その他のタイトルは巻末欧文標題紙による
内容説明・目次
内容説明
近代医学の柱である西洋医学の伝統を、心身の健康という観点から明からにする。著者は西洋中世の医学と医療を、疾病を取り巻く自然環境や社会環境に加え、医師・看護士が行う臨床ケアや病院・施療院などの医療インフラ、さらに健康観や身体観を社会的・文化的に考える身体医文化論の方法によって豊富な資料や図版を用いて考察する。中世の医学と医療の全体像を示す貴重な業績である。
目次
- 第1章 魂の治療(魂の健康;身体の治癒と魂の癒し;巡礼と病の癒し)
- 第2章 世俗の医学(ギリシャ・イスラム医学の継承;古代ギリシャの体液説;解剖学と人体の仕組み;医学と占星術;健康規則;環境)
- 第3章 医療に従事した人びと(内科医;外科医;薬剤師と薬草医)
- 第4章 女性の身体(古代医学の生殖観;男性(vir)と女性(mulier);女性の仕事)
- 第5章 中世の病院(施療院)(聖なる空間;慈善事業;身体のケア)
「BOOKデータベース」 より