美男子美術館 : 絵画に隠された物語

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美男子美術館 : 絵画に隠された物語

山口路子著

(徳間ポケット, 022)

徳間書店, 2013.9

タイトル読み

ビダンシ ビジュツカン : カイガ ニ カクサレタ モノガタリ

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注記

主な参考文献: p218-219

内容説明・目次

内容説明

まったく似ていない自画像を描いたピカソ。何度裏切られても愛し続けた夫を描いたフリーダ・カーロ。筋骨隆々なキリストを描いたミケランジェロ。なぜ、彼らは美男子を描いたのか—。性別を超えた恋、美しさゆえの不幸。端整な顔立ち、憂いをたたえた瞳に託した画家の想いとは。鑑賞する者を身悶えさせるほどの美しさがキャンヴァスに残されるまでの物語を、ご紹介します。

目次

  • 第1章 自らを描いた美男子たち(『自画像』ゴーギャン—死ぬ前に、男が遺したもの;『傷ついた男』クールベ—「戦う画家」が浮かべた最後の表情;『自画像』ロセッティ—最高にエゴイスティックな行為 ほか)
  • 第2章 画家から愛された美男子たち(『モーリス・ユトリロの肖像』シュザンヌ・ヴァラドン—母から独特の愛され方をした息子;『自画像』ピカソ—親友の鎮魂のために画家がしたこと;『テワナ衣装の自画像、あるいは、私の思考のなかのディエゴ、あるいは、ディエゴを思う』フリーダ・カーロ—妻の生命の源を見抜いた夫 ほか)
  • 第3章 物語から抜け出した美男子たち(『聖セバスチャン』グイド・レーニ—男たちを虜にしたエロティシズム;『最後の審判』ミケランジェロ—筋骨隆々なキリストに託したもの;『エンディミオンの眠り』ジロデ=トリオゾン—眠る人の官能的な魅力 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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