生成する古代文学
著者
書誌事項
生成する古代文学
森話社, 2014.3
- タイトル別名
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生成する古代文学
- タイトル読み
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セイセイ スル コダイ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
古代文学を生成の相においてとらえる観点から日本紀講、神秘思想による歴史叙述、宗教実践などの“現場”においてそこで固有に生成される文学と言語表現へと迫る。
目次
- 第1部 日本紀講と生成する書物・祭式(偽書づくりのわざ—『先代旧事本紀』の方法と日本紀講;日本紀講と先代旧事本紀;日本紀講の知;広成の読む『日本書紀』—『古語拾遺』をめぐって;聖徳太子と『先代旧事本紀』—日本紀講の“現場”から;『日本書紀』と“説話空間”—日本紀講の“現場”から;日本紀講からみた『源氏物語』—仮名で書くことをめぐって)
- 第2部 神秘思想と歴史叙述(歴史叙述とシャーマニズム—『日本書紀』を中心に;和歌とシャーマニズム—『日本書紀』をめぐって;神秘思想と八世紀の“環境”;文字思想と漢字文)
- 第3部 宗教実践者と神話的思考(アマテラス神話の胚胎—方法としての宗教実践者;可能性としての「霊性」;仏教と神話的思考—仏足石歌と日本霊異記をめぐって;「霊異」と仏典注釈—『日本霊異記』下巻第二十六縁をめぐって)
- 付論 方法としての“現場”(“現場”論の視点から—その批判的検証を通して)
「BOOKデータベース」 より