規範の造成学 : 「造られる」規範と「政策」のはざま
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書誌事項
規範の造成学 : 「造られる」規範と「政策」のはざま
勁草書房, 2014.3
- タイトル別名
-
規範の造成学 : 造られる規範と政策のはざま
- タイトル読み
-
キハン ノ ゾウセイガク : 「ツクラレル」 キハン ト 「セイサク」 ノ ハザマ
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注記
その他の編者: 田林葉, 宮脇昇, 苅谷千尋
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
規範は作られ、浸透し、変容・喪失する。規範の計画的・非計画的なありようを「造成学」という視点から紡ぎだす。
目次
- 1 どのように規範は造成されるのか(遵守のための「造成」—トマス・ホッブズの自然法論を与件として;不介入規範の造成と抵抗—18世紀後期ヨーロッパにおける国際政治思想の一断面;「独立労働生活」の規範化と「科学的」探求—19世紀イギリス知識史の一断面;平等主義規範と文学表現—アメリカ先住民作家による小説『砂丘の庭』(1999)をてがかりに)
- 2 規範は誰が造成するのか(明治期における沖縄の女性像—実業教育をてがかりに;教育と職場—明治期の女子教育近代化と規範の造成;自治体政策による地域コミュニティの規範造成—伝統的集落における男女共同参画推進の事例から)
- 3 造成された規範はどのように浸透していくのか(日露戦争の捕虜収容所をめぐる競合規範の間隙;「新生活運動」規範の造成と変遷—新生活運動協会の取り組みを対象として;武器輸出禁止規範の「造成」と「限界」;規範の喪失—インドネシア・アチェ大災害後の分析されなかったデータ)
「BOOKデータベース」 より