書誌事項

崩壊する55年体制

後藤謙次著

(ドキュメント平成政治史 / 後藤謙次著, 1)

岩波書店, 2014.4

タイトル読み

ホウカイ スル 55ネン タイセイ

内容説明・目次

内容説明

相次ぐ政党の離合集散、熾烈な権力闘争の果てに25年間に延べ18人もの首相が目まぐるしく交代した平成期の日本政治。どこでどう間違えたのか。政治記者歴32年の著者が、政治家たちの肉声を記録した膨大なメモや取材記録を駆使して、徹底検証するシリーズ。本巻では竹下登内閣から橋本龍太郎内閣までを扱う。平成元(1989)年、日本は消費税の導入とリクルート事件に揺れた。高まる政治不信は、やがて政治改革の波となって、長く続いた自民党一党支配を終焉させるに至るが…。

目次

  • 第1章 昭和から平成へ—竹下登内閣
  • 第2章 超短命・非派閥領袖政権—宇野宗佑内閣
  • 第3章 内外情勢に翻弄された竹下派「傀儡政権」—海部俊樹内閣
  • 第4章 最後の自民党単独政権—宮澤喜一内閣
  • 第5章 五五年体制に引導—細川護煕内閣
  • 第6章 求心力なき「少数与党政権」—羽田孜内閣
  • 第7章 自民党延命の緊急避難政権—村山富市内閣
  • 第8章 経済危機に散った自民党復活政権—橋本龍太郎内閣

「BOOKデータベース」 より

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