加速化依存症 : 疾走/焦燥/不安の社会学
著者
書誌事項
加速化依存症 : 疾走/焦燥/不安の社会学
三元社, 2014.3
- タイトル別名
-
加速化依存症 : 疾走焦燥不安の社会学
- タイトル読み
-
カソクカ イゾンショウ : シッソウ ショウソウ フアン ノ シャカイガク
大学図書館所蔵 件 / 全64件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p182-186
内容説明・目次
内容説明
ヒトはなぜ走りつづけるのか。ネット社会をはじめとした技術革新、移動や情報伝達の超高速化は、時間的ユトリや幸福をもたらさず、皮肉にも、不安とあせり、そして格差を助長する。ヒトをおいたてる現代社会の切迫感はどこからくるのか。「時間泥棒」の正体に肉迫する。
目次
- 1章 加速化のとまらない現代
- 2章 おおきく、おもたく、永続しようとする存在から、ちいさく、かるく、流動消失しようとする存在へ
- 3章 「待子サン」たちの時間:加速化のなかのジェンダー変容
- 4章 「おれさま」意識(ジャイアニズム)と、「せかす」圧力
- 5章 スピード感への耽溺現象の人類学
- 6章 「ユックリズム」の含意とゆくえ
- 7章 つかいきれない速度:大量生産・高速輸送がもたらす飽和と大量廃棄
- 8章 人材のマクドナルド化:新兵補充と「リストラ」
- 9章 「自然」とマクドナルド化など加速化社会
「BOOKデータベース」 より