消費増税の黒いシナリオ : デフレ脱却はなぜ挫折するのか

書誌事項

消費増税の黒いシナリオ : デフレ脱却はなぜ挫折するのか

田村秀男著

(幻冬舎ルネッサンス新書, 089)

幻冬舎ルネッサンス, 2014.2

タイトル読み

ショウヒ ゾウゼイ ノ クロイ シナリオ : デフレ ダッキャク ワ ナゼ ザセツ スルノカ

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内容説明・目次

内容説明

消費増税は日本経済を停滞させ、中小企業や現役世代に多大な負担を強いる。それを知りながらも、安倍晋三首相は増税を決断せざるを得なかった。そこには「失われた20年」を生み出したデフレ擁護派たちの思惑が蠢いている。なぜデフレ脱却の芽はことごとく潰されてきたのか。バブル期以降の政策を検証してデフレ不況の深層を抉り、正念場を迎えた経済再生へ解決策を提言する。

目次

  • 第1章 消費税増税で現役世代が殺される(若者や現役世代を痛めつけるデフレ;デフレ脱却の最後のチャンスが消える;安倍首相はなぜ増税は決断したのか;消費税増税は現役世代を狙い打ちするもの)
  • 第2章 失われた20年の正体(失われた「国家は成長するもの」という常識;すべてはプラザ合意からはじまった;基軸通貨を持たない日本の悲劇;アメリカ経済の安定最優先がデフレを生んだ)
  • 第3章 私が脱デフレを主張し続けた理由(バブルを読めなかった反省;それでもデフレを擁護する人たち;最大のデフレ擁護論者・財務省のここがおかしい;日本経済が成長すれば国の借金は減らせる)
  • 第4章 日本を不幸にするデフレ政策がなぜ変えられないのか(財務省や日銀がデフレは自分たちの失敗だと認めないから;経済成長による税収増より増税の方が都合がいいから;国民の幸福より金融システムを守る方が大切だから;マスコミや御用学者が財務省の片棒をかつぐ理由)
  • 第5章 こうすれば元気な日本を取り戻せる(消費税増税凍結をためらうな;日本経済を引っ張る製造業の国内回帰が不可欠;600兆円を超える政府資産の売却で財政再建;円の国際化で日本経済をもっと元気に)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB15372054
  • ISBN
    • 9784779060946
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    213p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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