不毛な憲法論議
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不毛な憲法論議
(朝日新書, 457)
朝日新聞出版, 2014.4
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フモウ ナ ケンポウ ロンギ
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主要参考文献: p275-286
Description and Table of Contents
Description
九六条と選挙制度、九条と自衛隊と日米安保、基本的人権とアメリカの正義—。日本の憲法論議は本質が語られないまま、条文の解釈に終始してきた。護憲派、改憲派、それぞれの病理を明らかにすることで、根本から日本国憲法を捉え直す。日本国憲法をめぐる議論の歴史が一冊でわかる!
Table of Contents
- 第1章 改憲論の袋小路—九六条先行改憲論の欺瞞
- 第2章 護憲論者を精神分析する—「分裂」から「疾病利得」に至る症状
- 第3章 圧力による憲法制定—「日米合作憲法」の病理
- 第4章 東大憲法学の迷走—「八月革命」という徒花
- 第5章 改憲論のインフレーション—失われる「戦後からの脱却」
- 第6章 基本的人権は国境を超えるか—「法普遍主義」というグローバリズム
- 第7章 象徴天皇をめぐる論争—シンボルの意味を読み解く
- 第8章 九条が繁栄をもたらしたのか—軍備と経済の正しい理解
- 第9章 人間にとって法とは何か—そして日本人にとっての憲法
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