血と知と地 : 馬・吉田善哉・社台
著者
書誌事項
血と知と地 : 馬・吉田善哉・社台
(Mycom競馬文庫, 4,
毎日コミュニケーションズ, 2003
- :上
- :下
- タイトル読み
-
チ ト チ ト チ : ウマ ヨシダ ゼンヤ シャダイ
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注記
「血と知と地 」 (ミデアム出版社 1999年刊) を文庫化したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
:上 ISBN 9784839912970
内容説明
1921年吉田善助の三男坊として生まれた善哉少年。子供のころから馬のお腹から生まれたといわれたほどの馬好き。父からまかされた千葉の牧場。青年善哉の苦闘の始まりだった。結核で兵役は免除されたものの、人も馬も飢え、死と隣り合わせで遮二無二生き抜いた戦中。そして、戦後、父善助の果たせなかった夢を追う善哉の意欲はとどまることを知らず、日本人にはまれな強大なエネルギーで社台ファームを形作っていく、その馬産に賭ける前半生を描く上巻。
目次
- 血統
- 吉田善助
- 戦争と競馬
- 農地解放に異議あり
- 社台ファームの出発
- ガーサント
- ワジマ、そしてノーザンテースト
- 社台ダイナースサラブレッドクラブ
- 巻冊次
-
:下 ISBN 9784839912987
内容説明
社台ダイナースクラブの成功により順調に発展する事業だが、前進しか知らない善哉は、得た金は種牡馬や繁殖牝馬の購入に注ぎ続けた。そして、ノーザンテースト産駒ダイナガリバーによる、父善助からの悲願であるダービー制覇。さらにあの奇跡の種牡馬サンデーサイレンスの獲得、山元トレセンの設立と、その意欲はとどまることなく、父子二代の望みは社台王国として達成され、息子たちの時代に引き継がれる。10年にわたり交友のあった著者が描く吉田善哉の生涯。
目次
- 大将の知恵
- 和田共弘
- 制覇
- フランスへ
- ノーザンホースパーク
- サンデーサイレンス
- 山元トレセン
- 大地
「BOOKデータベース」 より