治療者と家族のための境界性パーソナリティ障害治療ガイド
著者
書誌事項
治療者と家族のための境界性パーソナリティ障害治療ガイド
岩崎学術出版社, 2014.3
- タイトル別名
-
Treatment of borderline personality disorder : a guide for professionals and families
境界性パーソナリティ障害治療ガイド : 治療者と家族のための
- タイトル読み
-
チリョウシャ ト カゾク ノ タメ ノ キョウカイセイ パーソナリティ ショウガイ チリョウ ガイド
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注記
参考文献: p222-226
内容説明・目次
内容説明
境界性パーソナリティ障害(BPD)治療の基本は、患者の心理社会的機能を高めることを目的とした反復トレーニングを、家族の協力のもとに行うことである。本書では、患者が「治る」まで—つまり、DSMの診断基準に挙げられているようなBPDの症状が消失した後も続く患者の抱える苦痛が、心理社会的機能が改善されることによって真に和らぐまで—に必要な治療構造や技法を具体的に詳述し、そこに至るまでの治療の道筋を示す。長年、多くのBPD患者を治療してきた著者による、BPDを「治す」ための知識と技術を纏め上げた1冊。
目次
- 第1部 境界性パーソナリティ障害をどのように理解するか(境界性パーソナリティ障害とはどのような病気か;境界性パーソナリティ障害患者のふるまいをどう理解するか—「コミュニケーションの病理」という視点から考える)
- 第2部 境界性パーソナリティ障害患者と関わる際の基本と治療の原則(境界性パーソナリティ障害患者との関わり方の基本—「凡人」として「豊かな語り口で」語る;境界性パーソナリティ障害治療の基本原則—「学び/学ばれる関係」を作り上げるためのトレーニング)
- 第3部 境界性パーソナリティ障害治療の実際(治療の始め方;治療の進め方—「人の世(世間)」に参加するために必要な能力を身につけること;トレーニングの実践:境界性パーソナリティ障害はどこまで治るのか;受診しない患者に対する対応;自傷、自殺企図、暴力への対応—「人の世(世間)」に参加できないために起こるさまざまな症状;治療に役立つ5つのポイント)
「BOOKデータベース」 より