異貌の古事記 : あたらしい神話が生まれるとき
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異貌の古事記 : あたらしい神話が生まれるとき
青土社, 2014.4
- タイトル読み
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イボウ ノ コジキ : アタラシイ シンワ ガ ウマレル トキ
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注記
引用資料・参考文献: p259-267
内容説明・目次
内容説明
近代において、神話はふたたび創造された。あらたな神話創造を実践した本居宣長、西洋の知を取り込み神話を解体・再創造した平田篤胤、近代国家に回収され得ない「霊」の世界を想ったラフカディオ・ハーン、そして、近代の枠組みからこぼれおちた人びとの神話世界をもとめた折口信夫。近代『古事記』解釈の歴史にかつてない軌条をしく、画期の書。
目次
- 第1章 『古事記伝』の可能性を探る
- 第2章 平田篤胤、近世神話のラディカリズム
- 第3章 「幽世の大神」をもとめて
- 第4章 オホクニヌシの明治維新
- 第5章 ラフカディオ・ハーンの『古事記』
- 第6章 神話学者にして神話作家、折口信夫
「BOOKデータベース」 より