この身が灰になるまで : 韓国労働者の母・李小仙の生涯

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この身が灰になるまで : 韓国労働者の母・李小仙の生涯

呉道燁著 ; 村山俊夫訳

緑風出版, 2014.3

タイトル別名

지겹도록 고마운 사람들아 : 이소선 여든의 기억

この身が灰になるまで : 韓国労働者の母李小仙の生涯

タイトル読み

コノ ミ ガ ハイ ニ ナル マデ : カンコク ロウドウシャ ノ ハハ・リ ショウセン ノ ショウガイ

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内容説明・目次

内容説明

韓国では、長い間、軍事独裁体制がしかれ、労働運動もすさまじい弾圧のなかで闘われた。一九七〇年十一月十三日、全泰壹(チョン・テイル)は幼い労働者たちの待遇改善を求めて、わが身に火を放ち抗議の叫びをほとばしらせた。そして母、李小仙(イ・ソソン)はその日から息子の遺志を引き継ぐため、同じ境遇にあえぐ労働者たちと共に歩み始めた。幾度となく投獄され、拷問を受けても、生涯を彼らとともに闘い、生きぬいた…。本書はルポ作家、呉道〓(オ・ドヨプ)が二年間にわたり、ともに暮らしながら掘り起こした、彼女の八十一年の生涯の記録であり記憶である。韓国の労働運動・民主化運動の精神的支柱となったオモニ・李小仙の生きる姿と思いは、私たちに希望と感動を与えてくれる。

目次

  • 第1部 貧しかった日々、固い絆—1945年8月‐1970年10月
  • 第2部 炎の痕から立ち上がる人々—1970年11月‐1971年9月
  • 第3部 暴圧の闇夜—1971年4月‐1978年8月
  • 第4部 大路に躍り出た人たち—1979年10月‐1986年5月
  • 第5部 美しき出会い—1986年8月‐2008年11月
  • 第6部 李小仙、幼い頃に—1929年12月‐1945年8月

「BOOKデータベース」 より

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