「ケアの思想」の錨を : 3.11、ポスト・フクシマ「核災社会」へ
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書誌事項
「ケアの思想」の錨を : 3.11、ポスト・フクシマ「核災社会」へ
ナカニシヤ出版, 2014.4
- タイトル別名
-
ケアの思想の錨を : 3.11ポストフクシマ核災社会へ
- タイトル読み
-
「ケア ノ シソウ」ノ イカリ オ : 3.11、ポスト・フクシマ「カクサイシャカイ」エ
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
死者・被災者の“沈黙の声”に向き合い、災禍を記憶に刻み、痛みを思想につなぐ人文知の結集。フクシマの「政治的収束」を許さない、「反核・反原発」への、未来の希望の道を拓くために。
目次
- 序章 私のフクシマ・ノート—「福島」の「収束」ではない、「フクシマ」の脱原発・廃炉への「始まり」のために、そして「ふくしま」の記憶を掘り起こすために
- 第1章 キリスト教の立場から震災を考える
- 第2章 無常感という思想感情
- 第3章 仏教は災害をどのように捉えるか
- 第4章 福島の表現する詩人たち
- 第5章 関東大震災と帝都復興
- 第6章 3・11後の日本社会・グローバリゼーションからローカリゼーションへ—幕末開国期に視点をリセットして、日本の歴史を再考する
- 第7章 原発廃絶運動と差別批判のアポリアを超えて
- 第8章 フクシマの沈黙の闇に届く歌をもとめて—ドキュメンタリー化する短歌と共苦の衝動から生まれる想像力と
- 第9章 脱原発へドイツの挑戦
「BOOKデータベース」 より