カムイ伝講義
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カムイ伝講義
(ちくま文庫, [た-58-5])
筑摩書房, 2014.5
- タイトル読み
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カムイ デン コウギ
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注記
2008年10月に小学館から刊行されたもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
図版索引: p409-416b
引用・参考文献: p417-421
内容説明・目次
内容説明
江戸学の第一人者が、白土三平の名作漫画『カムイ伝』を通して、江戸の社会構造を新視点で読み解く。そこから今の時代が照射される。江戸の階級制度から現代の格差・貧困社会が、一揆の伝統から現代のデモが、そして江戸時代の肥料から未来の循環型社会が見えてくる。漁師、マタギ、綿花や蚕を育てる人々、女、子ども。自らの手で生産する、武士とは別の生き方。文庫版まえがき、あとがき収録。
目次
- 第1章 『カムイ伝』の空間と時間
- 第2章 夙谷の住人たち
- 第3章 綿花を育てる人々
- 第4章 肥やす、そして循環する
- 第5章 蚕やしない
- 第6章 一揆の歴史と伝統
- 第7章 海に生きる人々
- 第8章 山に生きる人々
- 第9章 『カムイ伝』の子どもたち
- 第10章 『カムイ伝』の女たち
- 第11章 『カムイ伝』が描く命
- 第12章 武士とは何か
「BOOKデータベース」 より