労働時間の経済分析 : 超高齢社会の働き方を展望する

書誌事項

労働時間の経済分析 : 超高齢社会の働き方を展望する

山本勲, 黒田祥子著

日本経済新聞出版社, 2014.4

タイトル読み

ロウドウ ジカン ノ ケイザイ ブンセキ : チョウコウレイ シャカイ ノ ハタラキカタ オ テンボウスル

注記

参考文献: p341-352

索引: p353-359

内容説明・目次

内容説明

「効率的に非効率なことをする」慣習は改まるか?高齢化が進むなか、グローバル競争に勝ち抜くには何が必要か。現代日本人の働き方に関する事実や問題を個票データを用いた緻密な分析によって幅広く検証し、「長時間労働には一定の経済合理性が存在する」「多くの仕事に過度なサービスを要求する非効率が常態化している」「周囲の環境次第で働き方は変えられる」などの知見を導いた労作。

目次

  • 第1部 日本人の働き方(日本人の労働時間はどのように推移してきたか—長期時系列データを用いた労働時間の検証;労働時間規制と正社員の働き方—柔軟な働き方と労働時間の関係;長時間労働と非正規雇用問題—就業時間帯からみた日本人の働き方の変化;日本人は働きすぎか—国際比較や健康問題等からの視点)
  • 第2部 労働時間の決定メカニズム(日本人は働くのが好きなのか—仮想質問による希望労働時間の計測;労働時間は周囲の環境の影響を受けて変わるのか—グローバル企業における欧州転勤者に焦点を当てた分析;長時間労働は日本の企業にとって必要なものか—企業=従業員のマッチデータに基づく労働需要メカニズムの特定)
  • 第3部 日本人の望ましい働き方の方向性(ワーク・ライフ・バランス施策は企業の生産性を高めるか—企業パネルデータを用いたWLB施策の効果測定;ワーク・ライフ・バランス施策に対する賃金プレミアムは存在するか—企業=労働者マッチデータを用いた補償賃金仮説の検証;メンタルヘルスと働き方・企業業績の関係—従業員および企業のパネルデータを用いた検証)
  • 統計データappendix

「BOOKデータベース」 より

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