癒えない傷口

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癒えない傷口

レベッカ・レイ著 ; 佐竹史子訳

扶桑社, 2003.4

Other Title

A certain age

Title Transcription

イエナイ キズグチ

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Description and Table of Contents

Description

学校では、みんなの仲間になるため、ニキビ面の男の子たちに身体を触らせる。家では、口論の絶えない両親の前でいい子を演じていた十四歳のわたし。同級生のロビンと付き合ってみたけれど、それは嫌われ者の幼なじみを避ける口実にすぎなかった。そんなある日、運命の男性が現われた—少なくとも、そう信じていた。オリヴァーは二十七歳でずっと大人だったけど、わたしの身体を探る彼の手は、同級生のそれと同じだった。そんな満たされない思いから、わたしは今日も白い肌にカミソリの刃を滑らせ、綺麗な血縞に慰めを求める…。思春期特有の心の揺れを瑞々しくも哀しく描いた、青春喪失小説。

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Details

  • NCID
    BB15534906
  • ISBN
    • 4594039383
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    402p
  • Size
    19cm
  • Classification
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