諷刺画家グランヴィル : テクストとイメージの十九世紀

書誌事項

諷刺画家グランヴィル : テクストとイメージの十九世紀

野村正人著

水声社, 2014.5

タイトル別名

諷刺画家グランヴィル : テクストとイメージの19世紀

J.J. Grandville

タイトル読み

フウシ ガカ グランヴィル : テクスト ト イメージ ノ ジュウキュウセイキ

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注記

文献一覧: p395-406

内容説明・目次

内容説明

19世紀の視覚文化を体現した諷刺画家グランヴィル。観相学、骨相学の影響下、獣頭人間を使った政治や社会風俗を諷刺する肖像画や風俗画から、ロマン主義挿絵本、『寓話』『ガリヴァー旅行記』等の挿絵の制作にいたるまで、徹底して挿絵画家であり続けたのはなぜなのか?グランヴィルの作品世界を読み解き、出版・文化史的観点から考察する。

目次

  • 序章 グランヴィルの生涯
  • 第1章 フランスの出版文化とその背景
  • 第2章 顔—内面を映す鏡
  • 第3章 政治諷刺の経験
  • 第4章 ラ・フォンテーヌ『寓話』の挿絵
  • 第5章 グランヴィルと『動物たちの私的公的生活情景』
  • 第6章 『もうひとつの世界』の挿絵
  • 終章 最後のグランヴィル
  • 補遺 蝉はどこに消えたのか—ラ・フォンテーヌの「蝉と蟻」

「BOOKデータベース」 より

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